安全パトロールとは、現場に存在する顕在化した、あるいは潜在化している災害の芽を、チェックリストに基づき「探し、潰す」ことです。目に見えて判る危険なポイント「不安全要素」を事前に把握・指摘するための安全設備といえます。
安全パトロールを行う意義は以下の通り
① 現場に災害の危険がないか確認する。確認された場合はその場で是正を指示する。
その場で実施できない場合は作業を中止し、早急に対策を検討する。
② 会議や朝礼などで指示された安全確保が、実際に現場で行われているか確認する。
③ 現場作業の実施に当たり適度な緊張感や集中力を維持させ、災害防止の意識向上を図る。
などです
とはいえパトロールがルーティンワークとなっては、安全パトロールの意味がありません。パトロールは現場で作業する人々の安全を常に確保できるよう、不定期に行う必要があります。また、現場での声かけは作業者の緊張感を維持させ、不安全行為だけではなく、工事の進捗を確認したり挨拶を交わしたりなど、よい関係を築くことも重要な役割です。
凌霄の現場では常にこうしたパトロールを定期的に行い、人の目によるチェック項目を専用のシートに記入することで、安全の確保に努めています。
関連記事